🏆 2026年スプリングステークス(GⅡ)振り返り解説
結論から言うと、2026年スプリングSは “超ハイレベルな差し決着” で、勝ったアウダーシアの末脚と津村騎手の完璧な立ち回りが光ったレースでした。
皐月賞へ向けて、クラシック戦線の勢力図が大きく動いた一戦です。
🌟 1. レース結果(上位)
(※公式データより) netkeiba.com JRA日本中央競馬会
| 着順 | 馬名 | 騎手 | タイム | 人気 | 上がり |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | アウダーシア | 津村明秀 | 1:46.0 | 8人気 | 34.0 |
| 2着 | アスクエジンバラ | 岩田康誠 | 1:46.0(クビ) | 2人気 | 34.3 |
| 3着 | アクロフェイズ | 西村淳也 | 1:46.0(ハナ) | 7人気 | 34.5 |
🔍 2. レース展開のポイント
🕒 前半は平均、後半は瞬発力勝負
- 1800m戦らしく前半は落ち着いた流れ
- 勝負はラスト3Fの瞬発力比べ
- 直線は外差しが伸びる馬場状態
🚀 勝ち馬アウダーシアの勝因
- 後方13番手から 34.0 の最速上がり
- 直線で馬群を割る鋭い脚
- 津村騎手の「溜めて一気」の戦略がハマった
→ 差し馬が最も力を出せる展開だったことが最大の勝因。
🐎 3. 各馬の評価
🥇 アウダーシア(1着)
- 8番人気の伏兵
- 末脚は世代トップ級
- 皐月賞でも展開次第で上位争い可能
- 手塚厩舎らしい「成長力のある中距離馬」
🥈 アスクエジンバラ(2着)
- 位置取りは中団後方
- 直線でしっかり伸びる安定感
- クラシック向きの持続力型
- 皐月賞での上位候補筆頭
🥉 アクロフェイズ(3着)
- 8番手からしぶとく伸びる
- 器用さがあり、距離延長も問題なし
- 重賞で安定して走れるタイプ
📊 4. ラップ分析(要点)
(※dメニュースポーツより) dメニュースポーツ
- 200m:12.3
- 400m:23.6(11.3)
- 600m:36.0(12.4)
- 1000m:48.0
→ 前半は緩め → 後半の瞬発力勝負
→ 差し馬が有利になる典型的な中山1800mの流れ
📝 5. レースの総括
⭐ 2026スプリングSの特徴まとめ
- 後半勝負の 瞬発力戦
- 差し・追い込み勢が上位独占
- 勝ち馬アウダーシアは世代屈指の末脚
- 皐月賞へ向けて注目度が一気に上昇
📌 皐月賞への展望
- アウダーシア:展開ハマれば勝ち負け
- アスクエジンバラ:安定感は随一
- アクロフェイズ:距離延長でさらに良さが出る可能性
🐎 アウダーシア(Audacia)とは?|概要
- 性別:牡
- 年齢:3歳(2023年2月3日生)
- 毛色:黒鹿毛
- 調教師:手塚貴久(美浦)
- 馬主:サンデーレーシング
- 生産者:ノーザンファーム(安平町)
- 通算成績:3戦1勝[1-2-0-0]
- 総賞金:1,110万円
デビュー以来 3戦すべてで連対圏内 に入っており、安定した走りが特徴の素質馬です。
🧬 血統(ポイント)
父:キズナ(日本ダービー馬)
- サンデーサイレンス系
- 中距離での持続力と成長力に優れる
母:リリーノーブル(阪神JF2着、桜花賞3着)
- ルーラーシップ産駒
- 牝馬クラシックで活躍した実力馬
血統的特徴まとめ
- 父キズナの持続力 × 母リリーノーブルの瞬発力
- 1800m前後の芝で高い適性
- 成長力が見込める配合
📊 競走成績(全レース)
| 日付 | レース | 着順 | 騎手 | 距離 | 馬場 | タイム | 上がり |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026/02/01 | 3歳未勝利(東京芝1800) | 1着 | C.ルメール | 芝1800 | 良 | 1:46.8 | 33.8 |
| 2025/11/30 | 2歳未勝利(東京芝1600) | 2着 | C.ルメール | 芝1600 | 良 | 1:34.7 | 33.5 |
| 2025/06/08 | 2歳新馬(東京芝1800) | 2着 | C.ルメール | 芝1800 | 良 | 1:47.2 | 34.0 |
📝 成績の特徴
- 全レースで上がり3F 34秒台以下
- 東京コースで安定した末脚を発揮
- 1800mで特に高いパフォーマンス
🔥 アウダーシアの強み
⭐ ① 末脚の鋭さ
3戦すべてで上がり最速級の脚を使っており、
差し・追い込みで確実に伸びるタイプ。
⭐ ② 東京芝1800mの適性が非常に高い
- 広いコース
- 長い直線
- 瞬発力勝負
→ この条件で能力を最大化できる
⭐ ③ まだ底を見せていない
- 3戦すべて連対
- 馬体重も増加傾向(482 → 494 → 500kg)
→ 成長力が大きい
⚠️ 課題・弱点
❗ スタートが速いタイプではない
後方からの競馬が多く、
展開に左右される可能性がある。
❗ 小回りコースの経験がない
中山・阪神などでどうかは未知数。
📈 今後の展望(2026年)
アウダーシアはまだ1勝クラスの段階ですが、
素質は重賞級 と見てよい内容です。
🔮 適性が高いレース
- スプリングS(中山1800)
- プリンシパルS(東京2000)
- ラジオNIKKEI賞(福島1800)
- セントライト記念(中山2200)
特に 東京コースの重賞 での活躍が期待できます。
🏇 津村明秀騎手|2026年3月15日時点の成績(最新)
📌 年間成績(2026年)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 勝利数 | 2勝 |
| 2着 | 0回 |
| 3着 | 0回 |
| 着外 | 9回 |
| 勝率 | 18.2% |
| 連対率 | 18.2% |
| 複勝率 | 18.2% |
| 出走数 | 11走 |
※2026年の成績は「競馬ラボ」の年度別成績に基づく。 競馬ラボ
🏆 2026年の主な勝利(重賞含む)
2026年はすでに 重賞を3勝 しており、内容は非常に優秀です。
🎖 重賞勝利(2026年)
| 日付 | レース | 着順 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1/4 | 中山金杯(GⅢ) | 1着 | カラマティアノス |
| 1/11 | フェアリーS(GⅢ) | 1着 | ブラックチャリス |
| 2/15 | 共同通信杯(GⅢ) | 1着 | リアライズシリウス |
→ 年明けから重賞3勝はトップジョッキー級の勢い。
🔍 成績の特徴(2026年)
⭐ 勝率18.2%は例年より高い水準
津村騎手は年間勝率5〜9%台が多い騎手ですが、
2026年は勝率18%超えと非常に好調。
⭐ 重賞での勝負強さが際立つ
- 中山金杯
- フェアリーS
- 共同通信杯
と、東の重賞を立て続けに制覇。
⭐ 芝の中距離・マイルで強い
勝利馬の多くが芝1600〜2000mでの勝利。
📈 総評:2026年の津村騎手は“絶好調”
- 勝率・連対率ともに高水準
- 重賞3勝で存在感が大幅アップ
- 3歳戦線でも重要な騎乗が続く
2026年はキャリアでも屈指の好スタートを切っている年と言えます。
① 皐月賞トライアルとしての「本気度」
スプリングSは3着までに皐月賞の優先出走権が与えられるレース。
2026年は賞金ボーダーが高めなため、
- すでに賞金を持つ馬 → 仕上げ7〜8分
- 賞金不足の馬 → ここがメイチ
という陣営の温度差がはっきり出やすい年です [keiba-headline.com], [sponichi.co.jp]
👉 **「勝ちに来ているか」「権利取り狙いか」**を見極めることが最大のポイント。
② 主役は無敗馬クレパスキュラー
最大の注目は
クレパスキュラー(牡3・C.ルメール)
- 新馬戦:札幌芝1800mをレコード勝ち
- ひいらぎ賞:好位から楽勝
- 2戦2勝・底を見せていない
という内容で、
「ここを勝てば一気に皐月賞の主役候補」と評価されています [keiba-headline.com], [tospo-keiba.jp]
ただし注意点は
✅ 中山芝1800mの急坂+小回り適性
✅ やや外めの枠に入った場合の立ち回り
→ 能力 vs コース適性のせめぎ合いが見どころ。
③ 実績最上位はアスクエジンバラ
安定感なら
アスクエジンバラ(牡3・岩田康誠)
- 京都2歳S 2着
- ホープフルS 3着
- 1800m以上では崩れていない
という世代トップ級との対戦経験が最大の武器です [sponichi.co.jp], [tospo-keiba.jp]
👉
- 勝ち切れないが馬券内率は高いタイプ
- 内枠を引ければ「権利取り最有力」
軸向き・連軸向きとして最も信頼される存在。
④ 中山芝1800mという「クセの強い舞台」
スプリングS最大の特徴はコース。
- スタート直後に急坂
- 1コーナーまで約200m
- 小回り4コーナー
- 直線が短い
このため
✅ 位置取り+器用さ+持続力が重要
✅ 派手な末脚一辺倒は届かないことも多い
過去データでも
- 逃げ・先行・差しがまんべんなく好走
- 極端な脚質不利はない
という特徴が出ています [keiba-headline.com]
⑤ 伏兵・上昇馬が多く「3着争い」が激戦
2026年は特に3着争いが熾烈。
注目されているのは
- サウンドムーブ(シンザン記念2着)
- ラストスマイル(セントポーリア賞勝ち)
- テルヒコウ(東京スポーツ杯4着)
いずれも
✅ 重賞 or 強敵相手に崩れていない
✅ 中山替わりで前進余地あり
「1・2着は人気、3着に伏兵」という
スプリングSらしい形になりやすいです [keiba-headline.com], [umapick.com]
⑥ スプリングSは「皐月賞よりも将来性」
近年の傾向として、
- スプリングS勝ち馬 → 皐月賞未勝利
- その後、古馬GⅠで開花する馬が多い
(ウインブライト、ステルヴィオ、ベラジオオペラなど) [keiba-headline.com]
👉
「今すぐ皐月賞」より
「数年後にGⅠを獲る馬探し」
という視点も重要。
まとめ|2026スプリングSの注目ポイント
✅ 無敗クレパスキュラーの真価
✅ 実績最上位アスクエジンバラの安定感
✅ 中山1800m適性と立ち回り
✅ 3着争いの伏兵台頭
✅ 皐月賞より“将来性”を見るレース