大晦日の12月31日にWBO世界Sフライ級タイトルマッチが行われて、井岡一翔選手が3-0の判定勝ちで初防衛しました。
相手のジェイビエール・シントロン選手は24歳の選手でロンドンとリオの二度のオリンピック出場の経験も持ち、プロ転向後無敗のWBO世界ランキング1位の選手です。
身長で5cm,リーチで12cmを上回るシントロン選手に序盤からプレッシャーを掛ける戦法でしたが、試合の序盤はかなり被弾もして試合後に顔が腫れていました。4R以降はボディを中心に相手を捕まえて追い詰めました。
試合の終盤はシントロン選手はスタミナが切れたらしく左のグローブのテーピングをわざと剥がして試合を止める姑息なことをしていました。
村田涼太選手、井岡一翔選手、井上尚弥選手が3人ともに世界王者として2020年を迎えることになります。めだたしめでたしです。